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「死を覚悟した」A・ラヴィーン、ライム病で5か月闘病生活 [海外ニュース]

【AFP=時事】
カナダのロック歌手、アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)さん(30)が、
ライム病のため5か月間寝たきりの状態が続き、「死ぬかもしれない」と思った時もあったと打ち明けた。

昨年、主にダニを媒介して感染するライム病と診断され、
その後5か月間寝たきりの状態で過ごしたといい、
「息ができないと感じた。話すことも、動くこともできなかった」
「死ぬかもしれないと思った」「立っているのもやっとだったから、
まる1週間、シャワーを浴びられない時もあった」などと回想した。

引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150402-00000012-jij_afp-ent





ライム病とはどんな感染症か?

ライム病はスピロヘータの一種であるボレリアの感染に起因する細菌感染症で、
全身性の多様な症状を示します。

病原体を保菌しているマダニに刺されることによって感染します。
ヒトからヒトへの感染、動物からの直接感染はありません。
病原体を媒介するマダニは、日本の本州中部以北に分布するシュルツェマダニのほか、米国ではスカプラリスマダニ、ヨーロッパではリシヌスマダニなどが知られています。世界ではライム病ボレリアとして5種類が知られていますが、日本ではボレリア・ガリニが主な病原体となっています。

日本などで夏から初秋にかけ、樹木の多い地域に発生することが多い。
北海道や長野県、標高800 m 以上の山岳地域などで発生が見られる。

これって他人事ではないですよねぇ?
日本でも感染する事があるんですから・・・・・・・

予防方法はないのか?
ライム病の予防には野山でマダニに刺されないことが最も重要です。
マダニの活動期(主に春から初夏、および秋)に野山へ出かける時には、
1.むやみに薮などに分け入らないこと
2.マダニの衣服への付着が確認できる白っぽい服装をすること
3.衣服のすそは靴下のなかに入れ、虫よけをし、マダニを体に近寄らせないことが大切です。
また、帽子着用も有効です。

万一刺された場合は?
ダニを取り除くときにはピンセットや先のとがった毛抜きなどを用い、
皮膚にできるだけ近いところでダニの頭か口を挟んでまっすぐ上に引き抜く。
体の部分を挟むと、つぶれて病原体の注入が起こり、感染の確率が高まるので挟んではいけない。

また取り除いたダニは保管しておく。
後日、症状が出た場合には病院へ持参する。
咬着後24時間以内に除去すると、感染率が低いと言われている。
自分で取り除く自信がない場合は病院の皮膚科で外科的切除を受けるようにしてください。

治療方法は?
病原体ボレリアは細菌の一種なので、抗生剤による治療が有効です。
マダニに刺されただけで発疹などの症状が出ない場合は、一般に抗生物質は使用しなくともよいです。
また、日本では使用可能なワクチンはないです。

shikadani.JPG
アメリカに生息する鹿ダニ

どんな症状?
ライム病は慢性の全身性の疾患として知られています。
感染した場合、病状の進行に伴い「遊走性紅斑」「萎縮性肢端皮膚炎」などの皮膚症状、
髄膜炎や神経根炎などの神経症状、関節炎などがみられる可能性があります。

それ以外にもマダニには「マダニ媒介性感染症」言われるくらい、いろんな感染症を持っています。
・日本紅斑熱
・Q熱
・ライム病
・回帰熱
・ダニ媒介性脳炎
・重症熱性血小板減少症候群:SFTSウイルス





最近も死亡例が出てますので十分注意して下さい。


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